TMI 総合法律事務所のパラリーガルセク
ションは、法務、特許・商標の2 つに分か
れている。写真は前列左から、二井雅子さ
ん(法務)、矢島こず恵さん(特許)。後列
左から、杉山彩芽さん(商標)、笠松沙紀
さん(特許)、中井悠美さん(法務)、川田
泉さん(特許)
弁護士、弁理士、スタッフが、案件ご
とに最適なチームを編成して行う業務体
制がTMI総合法律事務所の大きな特
徴のひとつ。複雑化するクライアントの
要望に対応するため、パラリーガルセク
ションも法務、特許・商標と2つの専門
部門に分かれている。そこで今回は、法
務、特許・商標部門で働くパラリーガル
のおふたりに話を聞いた。
二井雅子さんは法務部門のパラリーガ
ル。現在はコーポレートグループ内の
コーポレート・ファイナンスチームに所
属し、チームリーダーを務める。
「法務部門には、民事、コーポレート、
知的財産の3つのグループがあります。
部門間の垣根は低く、仕事を通じていろ
いろな弁護士やスタッフと関わることが
できるので楽しいですね。担当業務は、
企業法務全般にわたりますが、会社法
関係の諸手続きが中心です。チームリー
ダーとして情報共有と業務状況の管理に
気を配り、毎週1回チームミーティング
を開催。忙しいメンバーがいれば周囲が
サポートする体制になっています」
一方、矢島こず恵さんは、特許部門の
中でも国内企業の海外特許の出願業務を
担当する「内外チーム」のリーダーのう
ちのひとり。英国の大学院への留学を経
て2000年に入所した。
「さまざまな国の現地法律事務所とやり
取りしながら、国内企業の特許出願をサ
ポートします。この仕事で大切なのは、
“期限管理”。出願業務には、出願審査請
求から拒絶理由通知への対応、特許登録
に至るまで、段階ごとに迅速で正確に業
務を遂行していく知識と適応力が問われ
ます。そこで最近は、クライアント別に
チーム内で担当者を決める“担当制”と、
手続きごとに専任者が対応する“専任制”
を併用。かなりの知識とノウハウの向上
が図れるようになりました」
弁護士・弁理士とのやりとりについて
は、「メール連絡だけに頼らず、必要と
感じたときは、必ず顔を突き合わせて直
接話します。それを臨機応変に行うこと
で小さなミスも未然に防ぐことができま
す」と口をそろえる。オープンを良しと
する気風が所内に醸成されているため、
弁護士・弁理士とのコミュニケーション
も取りやすいという。
「気がついたら後輩がいっぱい。自分の
知識を高めることも大切ですが、後輩の
成長を手助けしつつ、皆が気持ちよく仕
事ができる体制・環境について考えてい
きたいと思っています」(二井さん)
「多くの国々の特許手続を勉強しなが
ら、より仕事のしやすい環境、仕組みを
つくっていきたいですね」(矢島さん)