紛争処理型法律事務所として、国内でもトップクラスの実績を誇っているさくら共同法律事務所。
現在、弁護士数は29名。広範囲にわたる依頼案件に対応する弁護士たちを総勢39名の事務スタッフが支えている。
同事務所には秘書業務と法律事務職を兼務するスタッフが25名、パラリーガル専任スタッフが1名、英語の翻訳や通訳を専門とするスタッフが1名、そのほかの業務を担当するスタッフが12名所属している。パートナー弁護士の秘書兼法律事務職を務める入所19年目の今沢さんは、通常業務のほか、後輩の指導・育成にもあたる。「秘書業務では、一人の弁護士を長く担当する場合もあるので、信頼関係を築きながらサポートするようにしています。また、最近ではスタッフの採用や人事など総務分野の業務も担当し、仕事の幅が広がっています。こうしたスキルアップも長く続けられる秘訣(ひけつ)です」(今沢さん)。スタッフ間の協力体制も盤石で、弁護士5、6名を1グループとするグループ担当制により、業務の情報交換も円滑にでき、スタッフが休みを取得しやすい環境になっている。大規模案件ではグループを越えて積極的に協力し、連携も強い。
中国残留邦人の国籍取得支援の活動における事務手続きや中国語の翻訳などの業務を一手に引き受け、弁護士と共に活動を支えているのが入所23年の池田さんだ。「私は中国からの帰国者で、日本の就籍第一号として当事務所が国籍をとってくれました。それが縁で、国籍取得に必要な書類の作成や申請者の心のサポートを担当してきました。帰国後間もなかった入所当初は、皆が言葉や生活習慣も教えてくれました。ここまで優しく親身になってくれる仲間と共に働けて幸せです」(池田さん) こうした雰囲気の良さは、弁護士、スタッフ総勢69名、お互いの顔がわかるという規模に理由がある。「スタッフはグループを越えて仕事をすることも多く交流が絶えません。担当の有無にかかわらず、弁護士と気さくに話もできます」と今沢さん。「家族のように困ったことは皆で解決する事務所」と語る池田さんの満面の笑みが働きやすさを物語る。